エンディングノートと遺言書
エンディングノートと遺言書
今日は、エンディングノートと遺言書ってどうちがうんですか?とのご質問を受けましたので、それらについて少しお伝えいたします。
エンディングノートとは?
エンディングノートとは、ご自身の希望や大切な情報を記しておくノートのことです。このノートには、次のような情報を記入することができます。
- 医療・介護に関する希望(延命治療を希望するかなど)
- 葬儀やお墓に関する希望
- 財産や保険に関する情報
- 大切な人へのメッセージ
エンディングノートは、家族や近しい人に対してあなたの意向を伝えるためのものです。書き方に決まりはなく、自分のペースで気軽に書き進められるのが特徴です。
遺言書とは?
遺言書は、法的な効力を持つ遺産の分配や重要な意思を記載した文書です。遺言書を作成しておくことで、相続トラブルを防ぐことができ、残された家族に対する安心感を提供します。
遺言書には、以下のような内容を記載できます。
- 財産の分配方法
- 特定の人への遺贈
- 遺言執行者の指定
遺言書は、公正証書遺言や自筆証書遺言など、法的な形式に従って作成する必要があります。
エンディングノートと遺言書の違い
エンディングノートと遺言書は、どちらも終活において重要な役割を果たしますが、目的や法的効力に違いがあります。
- エンディングノート
- 法的効力はありませんが、家族や友人に自分の思いを伝えることができます。
- 日常的な情報や葬儀の希望、メッセージなどを記載します。
- 遺言書
- 法的効力があるため、遺産の分配などが確実に実行されます。
- 財産の分配や相続人の指定など、法律に基づく重要な内容を記載します。
まとめ
広島相続遺言まちかど相談室では、無料相談を行なっております。終活や遺言書作成についてなどといった様々なご相談に対応可能です。是非お気軽にご相談ください。
広島司法書士会 (登録番号:第613号)
広島県行政書士会 (登録番号:第05340722号)
広島県土地家屋調査士会 (登録番号:第1573号)
JMAA M&Aアドバイザー認定
セミナーズマーケティング認定講師
NLPプラクティショナー、マスタープラクティショナー、コーチコース認定
現在 法務総合事務所文殊パートナーズ代表