借地権付きの不動産を相続した場合の手続きの進め方

借地権付きの不動産を相続した場合の手続きの進め方

2024.11.30

借地権とは?

まず、借地権には、建物の所有を目的とした地上権と土地の賃借権の二種類があります。不動産の中には、建物と土地の所有者が同一人である場合や、建物は自分のものだけど土地は借りている(借地権)、というケースもあります。これが「借地権付き不動産」です。今回は土地の賃借権のケースについてお伝えします。


相続する際に注意すべきポイント

借地権付きの不動産を相続した場合、以下の点に注意してください。

1. 地主との関係を確認

借地権は地主との契約が前提です。
相続後も契約を引き継ぐため、地主に連絡し、相続の意思を伝えましょう。

2. 借地契約の内容を再確認

契約書を見て以下を確認します:

  • 借地期間
  • 更新条件
  • 地代の金額

内容が不明確な場合は、専門家に相談すると安心です。

3. 固定資産税や相続税の負担に注意

借地権付き不動産は評価が複雑です。
土地を所有していない分、通常の土地付き不動産よりも評価額が低いですが、借地権の評価額が加わる場合もあります。専門家に相談して、税金対策を考えましょう。


手続きの進め方

妻や子など、法定相続人が借地権を相続する場合は地主の許可は不要ですが、遺贈の場合や売却の際には地主の許可を得て承諾料を支払う必要があります。


相続後の注意点

相続後にトラブルを避けるため、以下に気をつけましょう。

1. 地主との良好な関係を保つ

地代の支払いや更新の相談など、誠実な対応を心がけましょう。

2. 他の相続人との話し合い

借地権付き不動産は分割しにくいため、遺産分割協議が必要になる場合があります。

3. 売却を検討する場合

売却も可能ですが、借地権を第三者に売る際には地主の承諾が必要です。売却を考える場合は、専門家に依頼するとスムーズです。


まとめ

借地権付き不動産を相続したときの重要なポイントは、「契約内容の確認」と「地主との関係の維持」です。また、専門家に相談することで安心して進められます。分からないことがあれば一人で悩まずプロの力を借りましょう。

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