母が急逝し、相続手続きが進まない。何から始めればいい?
母が急逝し、相続手続きが進まない。何から始めればいい?
こんにちは。広島遺言相続まちかど相談室です。今日はこのようなご相談内容についての解決方法を解説いたします。
親が急逝した場合の相続手続き、最初にすべきことは?
突然の親の急逝に直面すると、感情の整理がつかない中で、相続手続きも同時に進めなければならないという状況に置かれることがよくあります。特に「何から始めれば良いのか」が分からない方が多いでしょう。相続手続きは多岐にわたるため、段階的に進めることが重要です。
まず、遺言書の確認をしましょう。
遺言書があるかどうかで、手続きの進め方が大きく変わります。遺言書が見つかった場合、その内容に従って遺産の分配が行われます。しかし、もし遺言書がない場合は、法律に基づいて相続人全員で「遺産分割協議」を行う必要があります。
遺言書の種類に注意!
遺言書には、自筆証書遺言と公正証書遺言の2つの主要な形式があります。自筆証書遺言が見つかった場合は、まず家庭裁判所で「検認」を受ける必要があります。検認とは、遺言書の内容が改ざんされていないか確認する手続きで、これを行わないと遺言書の効力が発揮されません。一方、公正証書遺言は、公証役場で作成されたものなので、検認は不要です。
銀行口座の凍結に注意
親が亡くなると、銀行はその事実を知った時点で銀行口座を凍結します。この凍結された口座からはお金を引き出すことができなくなりますので、事前にある程度の生活費を手元に確保しておくことが重要です。口座の凍結解除には、遺産分割協議書などの書類を整えたうえで手続きを行う必要があります。
相続放棄を検討する場合の注意点
場合によっては、親の遺産に借金が含まれていることもあります。この場合、相続放棄を検討する方が多いですが、相続放棄には期限があります。 相続が開始されたことを知った日から3ヶ月以内に、家庭裁判所に「相続放棄の申述」を行わないと、全ての財産と負債を相続することになります。相続放棄をする場合は、この期限を守ることが非常に重要です。
広島遺言相続まちかど相談室では無料相談を行なっております
相続手続きは、争族などといった言葉があるとおりご親族にとって将来のトラブルに繋がることもあります。広島遺言相続まちかど相談室では、相続や遺言に関する無料相談を行っております。相続手続きが進まない場合や、何から始めれば良いのか分からない場合は、お気軽にご連絡ください。
広島司法書士会 (登録番号:第613号)
広島県行政書士会 (登録番号:第05340722号)
広島県土地家屋調査士会 (登録番号:第1573号)
JMAA M&Aアドバイザー認定
セミナーズマーケティング認定講師
NLPプラクティショナー、マスタープラクティショナー、コーチコース認定
現在 法務総合事務所文殊パートナーズ代表