相続放棄を選択した家族の事例

相続放棄を選択した家族の事例

2024.09.08

実際の事例:相続放棄を決断

ある50代の主婦Aさんは、父親が亡くなった際に、相続に関する手続きを進めていくために、実家の書類などがありそうな場所を全てさがしました。遺言書は見つからず、通帳や預貯金や株式に関する郵便物や通帳など、遺産に該当する書類や、公的な手続きに必要なものも見つけることができました。

プラスの財産が僅かにあることは確認できましたが、Aさんの家族は、かつての父親が多額の借金をしていたことを覚えており、遺産を相続することに大きな不安を感じていました。

「借金の方が多いかもしれない…」
Aさんは、引き続き借金などマイナスの財産についても調査をすすめました。予想していたとおり、父にはまだ多くの借金があることがわかりました。Aさんは相続放棄の手続きを進めることにしました。


相続放棄は、相続の開始を知ってから3ヶ月以内に家庭裁判所で手続きを行う必要があります。この期間を過ぎると、基本的には相続放棄ができなくなるため、迅速な対応が求められます。※

また、一度相続放棄をすると原則は撤回できないため、慎重に判断することが大切です。


相続手続には期限のある手続きがいくつかありますが慌てずに冷静に対処することが重要です。今回のAさんのように、相続放棄という選択肢もあることを知ったうえで進めていくことが必要です。

相続放棄に関するご相談は、まずは無料相談にてお気軽に当事務所までお問い合わせください。3か月を経過した場合の相続放棄の申立てについても、ご対応できますので、是非ご相談ください。

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