相続登記(2)
相続登記(2)
本日は、遺産相続において重要な「相続登記」についてお話しします。特に「相続登記を行わないことでどんな問題が起こってしまったのか」についてお伝えいたします。
相続登記とは何か?
相続登記とは、亡くなった方の不動産を相続人名義に変更する手続きのことを指します。例えば、お母様が所有していた土地や家屋があれば、それらを相続する際に、相続人の名前に登記を変更する必要があります。
ある60代の主婦Bさんは、母親が亡くなった後に、兄弟と一緒に遺産分割を行いました。しかし、母親名義の家をどうするかで意見が分かれ、結果的に相続登記を行わずに数年間放置してしまいました。
その後、Bさんの兄弟の一人が急逝したことで、事態は複雑化。亡くなった兄弟の子供たちが相続人となり、相続手続きが混乱し、当初の話し合いでは考えられなかったトラブルが生じました。
相続登記は、早めに行うことが重要です。遺産を巡るトラブルを防ぐためにも、以下の点を押さえておきましょう。
- 遺産分割協議を早めに行う
- 不動産の登記内容を確認し、必要な書類を揃える
相続登記の義務化も始まり、相続登記をしなかった場合の罰則も設けられました。相続登記について、何かご心配事などがある場合には、お気軽にご相談ください。
広島司法書士会 (登録番号:第613号)
広島県行政書士会 (登録番号:第05340722号)
広島県土地家屋調査士会 (登録番号:第1573号)
JMAA M&Aアドバイザー認定
セミナーズマーケティング認定講師
NLPプラクティショナー、マスタープラクティショナー、コーチコース認定
現在 法務総合事務所文殊パートナーズ代表