相続登記をしないとどうなる?放置した場合のリスクと解決策

相続登記をしないとどうなる?放置した場合のリスクと解決策

2024.10.01

こんにちは。広島遺言相続まちかど相談室です。今日はこのようなご相談内容についての解決方法を解説いたします。


相続登記をしないと、将来的にどんなリスクがある?

「相続登記」とは、親から相続した不動産の名義を新しい所有者に変更する手続きのことです。この手続きを放置すると、いくつかの大きなリスクが発生します。特に、相続登記をしないとその不動産を売却したり、担保に入れることができません。

たとえば、親が亡くなって数年放置してしまった場合、名義が故人のままであるため、不動産の売買や借入れ時に非常に困難が伴います。また、相続人が複数いる場合、所有権が相続人全員で共有されている状態となり、それぞれの同意がなければ処分ができなくなります。


共有名義がもたらすトラブルの可能性

不動産が相続される際、複数の相続人で「共有名義」になることがあります。共有名義にしておくと、次のようなトラブルが発生しやすくなります:

  1. 処分が難しくなる
    不動産を売却する際に、全ての相続人の同意が必要となるため、相続人の間で意見が対立した場合、売却が進まないことがあります。特に、相続人が多くなればなるほど、意思統一が難しくなります。
  2. 相続人が増えて複雑化
    時間が経つと、相続人がさらに増える可能性があります。例えば、相続人の一人が亡くなると、その相続人の子供たちが新たな相続人となり、手続きが一層複雑になります。
  3. 将来のトラブル防止
    名義が変更されないまま放置されると、数十年後に相続人の把握が難しくなり、相続登記を行う際に多大な手間がかかることがあります。

相続登記の義務化もスタート、早めに手続きを

相続登記には以前は法的な期限がありませんでしたが、現在は法改正により相続人の義務となり罰則規定も設けられました。


広島遺言相続まちかど相談室では無料相談を行なっております

相続登記を放置すると、将来的に問題となる可能性があります。広島遺言相続まちかど相談室では、相続登記に関する無料相談を実施しております。登記手続きに関して不安がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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